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花と緑のギフト券」は、全国の取り扱い店でも、お好きな生花や鉢物、園芸用品と引き換えられるとても便利な贈り物です。

 

春の色彩別寄せ植えプラン<<お手入れ>>by花と緑のギフト券


春の色彩別寄せ植えプラン

葉の緑を従えて、気高く、清らかに咲き誇るホワイトガーデン。白い花だけを組み合わせるときに、気を配りたいのは葉の色や形。さまざまな葉が白をより輝かせてくれます。
ディッシュガーデンで夢の庭園を作ろう!
材料
1.シンジュノキ1株、2.イベリス1株、3.ミニバラ1株、4.タマリュウ3株、5.ミニチュアベンチ1個
テラコッタの鉢皿(直径30センチ?深さ5センチ)
作り方
春には釣鐘状の白い花が、秋には5ミリくらいの白い実が鈴なりにつくシンジュノキは今、注目の常緑低木。白のミニバラと、株全体をおおうように白い小花を咲かせるイベリス、タマリュウを寄せ植えし、ミニチュアベンチを添えて、憧れのホワイトガーデンの完成です。シンジュノキとミニバラは根鉢をくずさずに植えて、遠景の丘のように表現。イベリスは根鉢をくずして低くし、近景として表現します。 鉢皿は底に穴がなくても大丈夫ですが、根腐れ防止剤を土に混ぜると安心です。
 
ディッシュガーデンには、草丈の低い花たちがおすすめ
■プリムラ・ジュリアン/草丈は5センチ程度で寒さに強く、花数が多いのが魅力
■バコパ/草丈は10センチ前後。白い小花が密集して咲き、挿し木で増やせる
■スノードロップ/草丈は10センチ程度の球根植物で、花は清楚な純白。寒さに強い
■シート・アリッサム/アブラナの仲間で、草丈は10センチ程度。小花が密集して咲く
球根植物と宿根草の組み合わせで植え替え不要!
材料
1.オキザリス2株、2.ビオラ3株、ハナニラ4株、4.マーガレット3株、5.スズラン3株、6.スイセン5株、7.ニューサイラン1株、8.カシワバアジサイ1株
スペース
180センチ?90センチ
作り方
特別に手入れしなくても、毎年春になれば白い花を咲かせるハナニラ、スズラン、スイセン、オキザリスなどの球根植物や宿根草を中心にしたホワイトガーデン。秋にマーガレットを切り詰めるだけで、毎年、ホワイトガーデンが楽しめます。手前には背の低い植物を、奥は背の高いものを配置すると、立体感が出て広がりを感じさせます。ニューサイランのシャープな葉や、オキザリスの暗紫色の葉がポイントとなって、白い花をより美しく見せてくれます。
寄せ植えのコツ1 植え替え前に
鉢やポットから出す前に、まず寄せ植えプランの位置に置いてみます。そして場所が決まったら作業開始。植物は環境の変化に敏感ですから、できるだけ丁寧に。伸びた根がポットの底まで回っていれば、ほぐして伸びすぎた部分を切ってから植え替えを。また花つきの苗は根鉢をくずさないようにして植え替えます。
次の年も花を咲かせる球根植物と宿根草
■チューリップ/早咲きがおすすめ。花後は花首だけを切って球根を太らせる
■ヒヤシンス/球根は深めに植える。花後にはお礼肥を忘れずに与える
■クロッカス/早春に開花。地植えでは5センチの深さに植えること
■フロックス/草丈は60〜100センチ。耐寒性があり、育てやすい宿根草

甘くてやさしい印象のピンク。そのロマンチックな表情をこわさないように色合わせをしましょう。柔らかな雰囲気の小花や、白や淡い紫を交えたグラデーションがおすすめです。
足付きコンポートの器で甘く、エレガントに!
材料
1.プリムラ・マラコイデス1株、2.カルーナ1株、3.ヒヤシンス1株、4.シダ1株
コンポート(直径30センチ?高さ10センチ)
作り方
優しいピンクの花々を、足付きのエレガントな器に寄せ植えした、フラワーアレンジメントのようなプラン。プリムラ・マラコイデスやカルーナ、ヒヤシンスは澄んだピンクの小花をたくさん咲かせます。後ろに葉ものとしてシダを1株入れ、ピンクの甘さを引き締めています。葉ものはしだの他にベアグラスやコクリュウなど、花の葉と違う形のものを選ぶといいでしょう。日当たりのよい窓辺など、室内でも楽しめます。
 
ロマンチックな雰囲気を演出するピンクの花々
■オウリムラ・ジュリアン/草丈は5センチ程度。花色が豊富で、花数も多い
■ミニチューリップ/草丈は10〜20センチ程度で、小さな器でもバランスをとりやすい
■アザレア/ツツジの仲間。5センチ前後と大輪の花が華やかで、花色も豊富
■ミニカトレア/草丈は10〜15センチで寒さに強い。ポットのまま植えて花が終わったら抜く
日光不足の庭にもおすすめピンク
材料
ハナニラ5株、2.イモカタバミ5株、3.ミヤコワスレ5株、4.クリスマスローズ2株、5.ジギタリス2株、6.アスチルベ1株、7.ホスタ2株
スペース
180センチ×90センチ
作り方
日光不足の場所や寒い地域でも花を咲かせる、丈夫なピンクの花を集めました。日陰の庭が、白からピンクのグラデーションで華やかに明るく変身します。クリスマスローズやハナニラ、イモカタバミは2月頃から咲きはじめますし、ジギタリスやアスチルベ、ホスタは5〜7月が花期。長い期間、花が絶えないのも魅力です。宿根草ばかりですから、花後のお礼肥として固形肥糧を株のまわりに置くだけで、毎年花が楽しめます。水はけのよい場所がおすすめです。
寄せ植えのコツ2 土の三大条件
植物を大きく育てるには根が十分に張れることが大切です。通気性がいい、水もちがよくて水はけもよい、肥糧もちがいいが三大条件。植物にあった土作りがガーデニングの基本です。地植えの場合は2か月ほど前に30〜40センチ掘り返して元肥を入れ、なじませておきます。
寒冷地や日陰ぎみでも花を咲かせる丈夫さが魅力
■プルモナリア/寒さと日陰に強い宿根草。花色ははじめピンクでブルーに変わる
■トレニア/草丈は25センチ前後。高温多湿に強く、夏の間も咲き続ける
■デルフィニウム/草丈30〜100センチ。暑さに弱いので、寒冷地の庭におすすめ
■クリンソウ/サクラソウの仲間では最大の宿根草。湿った場所を」好む

憧れの英国庭園の春を彩るのが、美しくもデリケートなこの青や紫の花々です。花色だけでなく、葉色にもこだわって寄せ植えしましょう。白や黄色を添えるとよく調和します。
バスケットから溢れるように小花が咲き競う!
材料
.ミリオンベル2株、2.ビオラ2株、3.イオノプシジューム1株、4.バコパ1株 器:ワイヤーバスケット(直径20センチ?深さ20センチ)
ワイヤーバスケット(直径20センチ×深さ20センチ)
作り方
ブルーのミリオンベルと縁取りがブルーのビオラ、淡いブルーのイオノプシジュームに白い小花のバコパを寄せ植えした、繊細なハンギングバスケット。ビオラなどの根が白く底までまわっていたらほぐし、ワイヤーに沿わせ、中心部を空けて寄せ植えします。ビオラとイオノプシジュームは1年草なので5月くらいで終わりますが、ミリオンベルとバコパは宿根草で秋まで咲き続けます。花期が長いので肥料切れに注意し、水やりをかねて、週に1度、液肥を与えましょう。
 
秋まで次々に咲く、ハンギグプランにおすすめの花々
■ロベリア/草丈は10〜20センチで茎が長く伸び、吊り鉢に最適。日なたを好む
■アゲランタム/草丈は20センチ前後。春から11月まで咲き続け、日なたを好む
■ブラキカム/草丈15〜45センチの宿根草。春から10月まで開花し、耐寒性も
■バーベナ/草丈15〜30センチ。大変丈夫で耐寒性もあり、花期も長い
壁面につるを這わせて、英国風に家を彩る!
材料
1.アジュガ6株、2.ビオラ4株、3.アガパンサス1株、4.西洋オダマキ1株、5.ムスカリ1鉢、6.スイセン1株、7.ヤグルマギク6株、8.クレマチス1株
スペース
180センチ×90センチ
作り方
壁面を利用した、狭いスペースでも花が溢れるガーデンプランです。クレマチスのつるを這わせるトレリスは、風であおられないようにしっかりと固定します。クレマチスやアガパンサス、西洋オダマキ、アジュガは宿根草、スイセンやムスカリも2〜3年は掘り上げる必要はありませんので、このままで来年も花を咲かせます。1年草はヤグルマギクとビオラ。徳にビオラは毎年新しい品種が登場しますので、色のバリエーションを変えて楽しんではいかがでしょう。
寄せ植えのコツ3 スペースは余裕をもって
植物は日に日に大きく育ちますので、地植えでは余裕をもって植えることが大切です。葉が混み合うようでしたら、間引いて風通しをよくし,うどんこ病などの発生を防ぎましょう。またコンテナの場合、球根などは多少詰め気味のほうが見応えありますが、チューリップは来年の花を期待しないでください。
存在感のあるブルーの花々で個性的な庭を
■ブルーベル/つる植物。1センチ程度の青い小花を咲かせる。果実は食べられる
■ベロニカ/草丈20〜80センチ。寒さに強い多年草。茎頂に花穂を直立させる
■シノグロッサム/ワスレナグサに似た花で、草丈は30〜60センチ。日なたを好む
■ルピナス/草丈は60〜90センチで花穂は40センチ。耐寒性があり、日なたを好む

溌剌とした若さを感じさせるオレンジや黄色。ヨーロッパでは春一番を告げる復活祭は黄色の花々を飾って祝います。春の日差しにも似た色彩で庭を彩ってみませんか。
ワインの木箱にペンキを塗って再利用!
材料
.キンセンカ2株、2.ビオラ2株、3.ネモフィラ1株 器:木箱(幅40センチ?奥行き30センチ?深さ20センチ)
木箱(幅40センチ×奥行き30センチ×深さ20センチ)
作り方
一重や八重のコンパクトな矮性種の登場で、花壇やコンテナに使いやすくなったキンセンカを中心に、クリーム色のビオラを添え、黒地に白の縁取りのあるシックなネモフィラをアクセントに寄せ植えました。器はワインの木箱をオレンジと相性のいいダークグリーンにペインティング。底に木を2本つけて足を作り、排水穴をドリルで3ヶ所開けています。また足をつけない場合はレンガを足がわりにすると、排水がよく、器も長持ちします。
 
春の日差しに映える鮮やかな色彩の共演を楽しむ
■キンギョソウ/草丈30〜40センチの矮性種がおすすめ。花後、切り戻すと再び開花する
■ガザニア/草丈20〜25センチで、水はけと光を好む。陽を浴びると大きく開花する
■ベニジューム/草丈40〜80センチの1年草。花弁と中心のコントラストが美しい
■ウォールフラワー/英国の春の庭に欠かせない1年草。育てやすく芳香がある
春から秋へと咲き続く、地植え&鉢植えの組み合わせ!
材料
ヒメハナビシソウ4株、2.マルバマンネングサ3株、3.ビオラ3株、4.オステオスペルマム5株、5.ユキヤナギ1株、6.斑入りハラン2株、7.チューリップ2鉢 
スペース
180センチ×90センチ
作り方
オステオスペルマムのクリーム色からオレンジのグラデーションを背景に、個性的なチューリップ、オレンジに赤茶のプリンセスイレーネと、濃い紫色のアラビアンミステリーの鉢植えを置き合わせたプランです。手前はヒメハナビシソウとマルバマンネングサ、ビオラの黄色で彩り、奥は斑入りハランとユキヤナギで、庭に立体感を与えています。チューリップの鉢植えは花が終わったら、夏から秋にかけて咲く黄色&オレンジ系の花鉢にバトンタッチさせます。
寄せ植えのコツ4 肥料の与え方
肥料は生長過程に必要なのですから、休眠中や暑さや寒さで弱っているときは与えないでください。植えつける前の元肥は株の底部の土に混ぜます。遅効性の粒状固形肥料がおすすめ。植えつけたあとは必要に応じて追肥を、宿根草や球根植物は花後にお礼肥を与え、来年も花を咲かせる体力をつけます。
チューリップが終わったあとに置きたい花鉢
■コリウス/黄色や赤の葉色を楽しむ1年草。花穂を摘むと葉色が持続する
■ポーチュラカ/マツバボタンの仲間で、花期は4〜11月。水はけと日なたを好む
■フレンチマリーゴールド/草丈は50センチ程度。花期が春から晩秋と長いのが魅力
■クッションマム/半球形のクッション状に八重の花を咲かせる洋ギク。育てやすい

どんな色よりも人目を引きつける赤。存在感が強いだけに、色のバランスが必要です。小さなコンテナでは個性を強調。白やピンクを混ぜるとやさしいニュアンスが加わります。
黒い鉢と組み合せて春の庭のアクセントに!
材料
チューリップ1鉢、2.ビオラ2株、3.デージー2株
鉢(幅30センチ?奥行き30センチ×深さ20センチ)
作り方
デージーとビオラの小さな花を足元に飾って、鮮やかに咲く赤いチューリップが主役の寄せ植えです。器は黒にペインティング。角鉢や腰高鉢でも赤の存在感をキリッと際立たせます。チューリップは蕾つきの鉢を入手。ビオラはローズと白の対比が美しい新品種を選びましたが、乳白色でもやさしさがプラスされます。チューリップが終わったら、根鉢ごと抜き取り、土を足しておくと、デージーとビオラが大きく育って、梅雨前までしっかりと花を咲かせます。
 
チューリップの代わりにこんな花たちも存在感が
■プリムラ・ポリアンタ/花が大きく、色彩も豊富。耐寒性があり、年末から4月まで咲く
■ミニバラ/扱いやすい草丈で、花は5センチ程度。四季咲きで花数も多いのが魅力
■ミニシクラメン/草丈は20センチ前後。冬から5月頃まで咲き続け、色数も豊富
■パンジー/5センチ以上の花が次々と咲き、丈夫で育てやすい。赤ワインの色も
花木をメインに、ドラマティックに華やかに!
材料
1.エリゲロン4株、2.ダイアンサス7株、3.ガイラルディア5株、4.カラー3株、5.ベニハナトキワマンサク1株
スペース
120センチ?1203センチ
作り方
枝だいっぱいに紅色の花を咲かせるベニハナトキワマンサクを中心に植え、その樹下にガイラルディアとダイアンサスの赤い花が華やかに庭を彩るプランです。ベニハナトキワマンサクの花期は4〜6月、樹高3〜5メートルまで育ちます。後方には濃い緑の葉に、純白の花が美しいカラーを、またエリゲロンのやさしいピンクの花を添えて赤い花々を引き立てています。ガイラルディアが終わっても他は残りますので、秋にチューリップを植えてもいいでしょう。
寄せ植えのコツ5 育ちすぎたら株分けを
宿根草などの株が大きくなりすぎると、風通しや日当たりが悪くなり、いい花が咲かず、病害虫の被害もでてきます。2〜3年に1度は株分けを行いましょう。親株を傷つけないように掘り上げ、土を落として株の状態をよく観察してから、ハサミやナイフを使って丁寧に2〜4等分に切り分けます。

ダイアンサスとガイラルディアの代わりにはこの赤を
■ジキタリス/草丈50〜130センチ。まっすぐ伸びた茎に釣鐘状の花を咲かせる
■サルビア/草丈は50〜200センチ。赤花はスプレンデス、パイナップルセージなど
■コリウス/草丈は20〜100センチで、多彩な葉色が揃う。摘芯すると枝数が増える
■ウォールフラワー/草丈は45センチ。英国の春の庭に欠かせない1年草で丈夫


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